アナログの遊び心

「鉛筆と紙」から始まって、簡単に出来る様々なアナログお絵描きを解説します。多分時々脱線(笑)

小技

やっぱり亜麻色は便利です。

木星と土星が接近している、 らしい。 でも、肉眼では土星は見えないみたい〜。 残念〜。 さて、昨日の絵の中で使った手法↓、 ほんの小技なんだけれども知っておけばなかなかいい感じになるやつを。 まあ、こんな風に描くのです↓ 1、手前の木をしっかりと、…

光は、描かずに描く…?

しとしと降る雨の音と虫の声、安らぎます(笑)。 「遅夏(おそなつ)の雨が……」という歌詞を思い出しました。 遅い夏というには暑いすぎるのに、そんな時季です。 さて、禅問答のようなタイトルになっていますが、そういえばこういうのもやってみようかなと…

紙に色がついていると?

暑さ本格的ですねー。 この頃は、クエン酸と重曹で炭酸水を作って飲んでます。 ペットボトルのはそれなりに美味しいですが、こっちはこっちで安上がりだし空ボトルは出ないし適量作れるしでいいかなと。 しゅわ〜っと泡立つのが、何か良き。 さて、 紙って、…

二色で作る、ソフトフォーカスっぽくなる小技。

今年の夏も、蚊に献血しまくってる〜〜〜。 私の血は旨いのかどうか、一度聞いてみたいです。 小技の連発です。 でも、小技って知っていた方がちょっとだけでもいい感じのものが仕上がる可能性高い気がしてます、笑。 以前の見本でも使っていましたが、対象…

鉛筆シャーペンでの下描きのお供に、ねり消し。

ねり消し、固形消しゴムとちょっと違う事と 、慣れれば使い易いという事が判っていただけたらいいなと思っています。 私がどうこう解説するよりも、あとは使ってみるだけ、かな? それでは、捕捉的に。 消しゴムはほぼきれいに消えてしまいますが、 ねり消し…

ねりねりねり消し。

ねり消しの話、まだ続きます。 …くどいかもですが、もう暫く。 汗。 ねり消しのいいところは、形が不定形で粘土のように操れるといのもあります。 消す力は固形の物に劣りますが、消しゴム自体の消す面積を割と自由に設定出来ます。 これは、慣れないと少々…

描いたところを消す、ねり消しの手法。

たらたらと亀とかかたつむりの如くの進み具合なので、ねり消しの概要についてからやっと実践です。 消しゴムの一種なので普通に消して使えばいいのですが、それ以外の小技も出来るので鉛筆画の時には是非やってみて下さい! それは、タイトルの通りに、描い…

四かけの応用、おどろでホラー風。

ホラーマンガとかほぼ読まないんですけど(だってコワいし、笑)、でもコワい話は好きなんだよね〜というよく解らない奴です、笑。 どうしてだろう?とちょっと考えてみると、ホラーマンガ類って絵で「がつん!」と見せるじゃないですか。 そしてその絵もデ…

四かけのグラデ状は難易度高め?

普通の四かけ以上に、地味に時間がかかるこの手法で作画される方は果たしていらっしゃるんだろうか?と思ったりしますが、そんな事も敢えてやるのがこちらのブログです、笑。 タイトルの通りなんですが、その理由は 四かけをつなぎ目が目立たないように描け…

梅雨なので、雫の描き方。

久々に実技(と言うと、何だかすごく立派な感じがするのに自分でボーゼンとする…苦笑)を。 昨日は蛙と雨粒(?)を描いたのですが、関連してもの凄くちょっぴりな技で、多分技法書などでは書かれていないんでは?という部分を。 そうです、ここはそう言う隙…

試行錯誤。

「これだ!」としっくりと来るまで。 それはもしかしたらすぐかもしれないし、いやになる程長くかかるかもしれない。 その過程さえも楽しめたらいいですね。 以前に描いたシンプルな線画があったので、実験的に色を付けてみました。 あ、色と言っても、モノ…

今どき使っているのを見ない技法(汗)。

タイトル通り、もう絶滅したのかもしれませんが。 まあ、こんなナワアミとかヘビアミと呼ばれているものも描いてみたら楽しいかもしれないですよ、意外と。 笑。 って、実はこれハマる人がたまに居るのです。 そして、ちょっとコツが要るので難しいかもしれ…

変形(?)かけあみ、その1。

今どき、手描きでどの程度の方が使用するのか?には首を傾げざるを得ませんけれども(苦笑)、おどろおどろした雰囲気を醸し出す変形かけあみという手法です。 手順:四かけ〜二かけを適宜に使って埋めていく。 …としか表現しようがないかな〜うむむ。 言葉…

かけあみを使えば画面にメリハリが出せるよ。

線だけで絵を描いていくと、何か白っぽいな…という印象がありますね。 色(ここではモノクロですが)のバランスのしまりがないと、何が描いてあるのかを訴える力に欠けてしまう事も。 単純に白と黒で塗り分けが出来ればいいのですが、鉛筆画だと黒く潰すのに…

よんかけ。

亀の如くの歩みで記してます。 自分の知っている事をまとめていくのと、ご参考になれば幸い…という思いと共に。 地道で地味ですから、コメントを頂けて、奇蹟のようだと思いました。 ありがとうございます!! さてさて、 「二かけ」「三かけ」と続き、「四…

かけあみに突入です。

マンガ用語で「かけあみ」と言うのをお聞きになった事、あるでしょうか? よく使われる手法だから、あるかも? あ、このブログは割とマンガの手法を取り扱う事が多いかと思います。 昨日の記事のは(名称をうっかりと間違えていましたが、汗)二度線を重ねる…

今更アマビエちゃん描いてみたよ(笑)。

昔々の伝承の不可思議な妖怪(?)アマビエ。 あれを描いた人は、まさかこんなブームになろうとは思っていなかったろうにね。 でも、あのお姿はインパクトもあり、私如きが想像のみで類似のものを描こうと思ったって逆立ちしても出て来ない。 やっぱり何かし…

線で塗り潰す。

面を線で埋めていくのとは少々ニュアンスが違う、同じ線状の筆致でも塗り潰しをしてみました。 そうそう、色鉛筆で塗っていくあの感じです。 当然ながらシャーペンは線が細くて硬い感じ。 鉛筆は柔らかくぼんやりした感じ。 出来るだけ太いタッチを付けるた…

短い線をつなぐ。

長ーい線で、ある面積を埋めるのは意外と大変。 定規を使わないととんでもない事になるかも。 それには短い線を繋げば大丈夫! つなぎ目が判っちゃうのも、それもあり! とはいえ、練習次第でこのつなぎ目を極力目立たなくする事も可能です。 私、細かいもの…

白抜きとシルエット。

ここは思いついた事ちまちま上げてみるところなんで、あとで「そうだ〜!」と思い出す事も。 昨日のカットは線を重ねるという方法で描いていたのだけれども、 それ以外にタイトル通り、 白抜き シルエット という方法も使っていたのでした。 ☆今日のは画像補…

単純な線を重ねていく。

鉛筆シャーペン一本で描く絵はモノクロ。 でも「色を付ける」と、意識もせずに言っていました。 単純な単一方向の線のみでひたすら色をつけてみる。 重なり具合で濃淡が出来て、味が出てくるのが楽しいのです。 新緑を少しイメージしてちょっと色を変えてみ…

線を重ねてみる。

相も変わらず、シンプルな線について。 書き出していくと意外と意識せずに色んな事をやっている…ような気が、笑。 ある形の中を線で埋めていく。 何も無い空間に線を作っていく。 動きが生まれた…。 それは区切りとも言え、境界を分けていくもの。 境界はた…

線の密と疎、それは濃と淡。

「密」はイカンというのが最近のルール(?)。 まあ、それはいいとして、 線の表現で、「密」の要素は割と使える! 単線と単線の間を詰めたら黒っぽく見えるし、 離したらそれよりは薄くなる。 うーん、毎回当然の事しか言ってないですね、笑。 いまいちグ…

シャープペンシル@0,3ミリ。

目にした事の無い方もいらっしゃるかもしれませんけれども、シャーペンは0,5ミリ以外のものもあるのです。 私が持っているのは0,3ミリで、当然の事ながら普通の0,5ミリよりも細く細かい作業に適しているのです。 まあ、大抵「製図用」と銘打って販売されてい…

線の太さ、その2、だけれども。

思いつくまま、それが最善! 線の太さを変えたら画面が印象的になるよ…という例↓ 同じ線でも太さを変えたら。 を描いた後、 「そうだ、使用前使用後があった方がいいや!」と思いついたのでした。 早々に脱線で、デジタル(Photoshop使用)使用しちゃいまし…

同じ線でも太さを変えたら。

何気に引いている線を意識的に解説(とまではいかないけれど)してみるというチャレンジをしてきました。 初心に戻った気が〜、新鮮! まあ、どんな需要があるんだろう?というのはおおありだけどねぇ。 笑。 そろそろ絵らしいものをという事で、線の太さを…