アナログの遊び心

「鉛筆と紙」から始まって、簡単に出来る様々なアナログお絵描きを解説します。多分時々脱線(笑)

白抜きとシルエット。

ここは思いついた事ちまちま上げてみるところなんで、あとで「そうだ〜!」と思い出す事も。

 

昨日のカットは線を重ねるという方法で描いていたのだけれども、

それ以外にタイトル通り、

白抜き

シルエット

という方法も使っていたのでした。

 

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☆今日のは画像補整のみ。

 

絵は見た通りを描く方法もあるけれども、

作為的に省略するというのも手だなといつも考えてます。

 

これはご覧の通り、葉を二通りの要素で表現したもの。

本来なら緑色で葉脈や影を描き込んでリアルにするところをすっぱりと白く抜き、

その影をシルエットとして濃いめに色を付けています。

いわゆる、省略ですね。

 

「何描こうかなーーーー、うーーーーん」と、描いたので、

完成度は不問にしてね(苦笑)。

画面をすっきりさせるとか、そんな効果があるので、割とこれ使うのね。

 

省略でのとても高度で美しい例は、浮世絵だと思います。

江戸時代のテクニックは天才だな〜と、ほんとに憧れ。

浮世絵に限らず、日本画は空間の捉え方がすばらしいものがたくさんあるよね。

まあ、私は足元にも及ばないよな…とか思うけれども、よかったらここにも遊びにきて下さいね〜〜〜!!