アナログの遊び心

「鉛筆と紙」から始まって、簡単に出来る様々なアナログお絵描きを解説します。多分時々脱線(笑)

光ではない方の三原色。

あれよあれよでお盆です。

天ぷら職人(ただ揚げるだけの事)したんだけれど、今日は(も)予想外に気温低めで助かった〜。

夏場の揚げ物たくさんの調理はねーーー苦笑。

 

本題始めます。

「あ〜、何か聞いた事あるなぁ」という方も多いのでは?と思うんですが、三原色です。

正確な事を知らなくても全く問題は無い気も致しますが、光の三原色と画材や絵の具など色材の三原色は似ているようで違うものだという事は覚えていても良いかもしれないですね。

 

ざっくりとーー

  • 光の三原色は、光やPCやスマホのモニターの色の素。
  • 色材の三原色は、物質的なものの色を構成している色。

とでもご理解いただければ良いかな?と思います。

 

今回は色材の方の三原色です。

プリンターのインクの色はC(シアン)M(マジェンタ)Y(イエロー)※K(黒)がメインで、黒を抜かしたこれなんですね。

※黒は他の三色を混ぜたら出来るという理屈ですが、実際には出来ないので黒いインクを別に設定しているという事です。

絵の具のパレットを洗うときに、全部の色を混ぜても何だか汚い色になるだけで黒にはならなかったですよね?

 

逆に光だとR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)で、混ぜたら最終的に白と言うか透明になるそうです。

(実際に光を混ぜた事が無いので、断言という形で言えないですが)

 

このへんが光と物質の違いで、何とも奥深いといつも思うんですよ。

以前にノーベル賞受賞された科学者の方が、「絵を描いたら、混色すればするほど色が濃くなっていくのが不思議」との旨をおっしゃっていて、さすが科学者は常人の常識と違うわ〜と凄く印象に残っています。

 

あ、うんちくとかどうでもいいですね、笑。

 

三原色、知識としてはあったけれども描いた事は無かったのでした↓

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黄色が見にくい。

やはり中心部分はせいぜい茶色程度で黒くはならないです。

この塗り方(円の縁の部分を濃くし、中を薄くする)だと、透明な円を重ねているようで、それもまた面白い効果かも。

 

amzn.to