メーカーでの違い。
「昨日はど真ん中っぽい赤(赤らしい赤)だったから、今日は紫寄りの赤にしよう」と、手持ちの色鉛筆を物色すると…、“マジェンタ”がありました。
そしてもっと良く見ると、近い色がもう1本。
見比べようと手に取ったら、それも”マジェンタ”。
芯の色は微妙に違います。
はて?
理由はごく単純なこと、
メーカーが違う
のでした。
画材に詳しいというほどではない、まあちょっとは知っている程度という観点ですが、
メーカーが違うと何かと微妙な違いがあります。
(これって、画材に限らず何にでも言えることですね)
それから、色名は特にわけが判りません。
こちらに関しては画材だけというよりも出版物などにも及ぶので、誰がどう決めているのか???と。
JISなどは「赤みの紫」とかそういう感じのようですが、要するにそれが「マジェンタ」ですね。
ついでに、プリンターのインクにもマジェンタありますね。
印刷のインクの基本色に入っているのです。
(CMYKってやつです)
でもここに日本の伝統色の色名なんかが入ると「小豆色」とか表現されるわけです。
JISよりもそんな固有名詞の方がかっこ良かったりきれいだったりでいいですね←中二。
と、話が逸れちゃった〜苦笑。
色名は置いておきですが、
同じ色名が付いていても、ざっくりと同じで細かい点は違っていること多々です。
という比較をやってみました↓
塗った時よりも実物の方が色の差が大きく、Uniのはより紫で、いづみやの方は赤と勘違いするような色です。
塗った色合いだけではなく、芯の質感も違います。
正直言うと、いづみやの方が高級っぽいですね。
顔料の割合が多いのか定着が良く、重ね塗りしてもテカテカになりにくくより濃く色が出せる感じでした。
って、”いづみや”はもう無いです。
今は、あのコピックを発売していて有名な”Too”と社名変更してます。
だから、これ何年前に買ったん?……でした、汗。
Uniの方もそれに負けず古いんだけれど、汗。
で、調べたのですが、会社の公式HPに色鉛筆は見当たりませんので、Tooブランドの色鉛筆は現在製造中止っぽいです。
わー、衝撃の事実でした〜。
ですから、探しても無いと思いますので、この点はご了承下さい。
……という、メーカーで違いがある話でした。
比較して使い易いのをみつけるのが理想ですね〜。
都会の大きな販売店だと色々あるけれど、田舎はきついな〜。
まあ私は、手持ちがあるからそれで間に合わそうぅ。