アナログの遊び心

「鉛筆と紙」から始まって、簡単に出来る様々なアナログお絵描きを解説します。多分時々脱線(笑)

プリゴの思い出。

一昨日くらいのTwitterトレンドに

プリントゴッコ

の話題が上がっていました。

年代的にご存じない方ごめんなさいねと、先ずはそれ。

なんですが、私は食いつく世代(笑)です。

 

どういうものかは省略しますが、

プリントゴッコ、略してプリゴ、

今もあったら是非使いたいアナログな印刷機です。

 

私も持っていたんですが、友人に貸したきり戻って来なかったな〜。

機種的に古く使い勝手は良くなくてめんどくさくなっていたから、それほど執着なく手放してしまった感じだったけど。

 

まあ、それはいいとして、今プリゴに代わる印刷機ってないんですよ。

家庭用プリンターとは根本的に違うし、シルクスクリーンでは大掛かりすぎるし、版画と似てるのかもしれないけれど彫るものではないし、ほんとにないですね。

 

極めた方の作品は、版を幾つも重ねて浮世絵みたいに精巧ですばらしかったですよ。

(確か、コンテスト受賞された作品を印刷物で見た)

私はそんな根性なかったですけどねー、笑。

 

本当に画期的なものだったのに、家庭用プリンターの普及で滅んでしまったものでした。

あの製版する時のフラッシュの「ばしっ」という音と光とか、インクの匂いとか、「ばしゃんばしゃん」とプリントしていく時の感触とか、もう色々懐かしいなー。

またプリントしたいな〜。

 

今でも残りの消耗品を持っている方もいらっしゃるかもしれないけれど、友人曰く「版下用のコピーが出来るインクトナーのコピー機がない」。

そうそう、今普及しているレーザー式コピー機では多分トナーが違うから版下自体が作れない???

あー、ここも時代の流れに〜〜〜涙。

 

でも、そのあたりは今の技術に添った方法とかあるのでは?と

理想化学さん、

プリゴのリメイク機種出してくれないかな〜………。

Twitterでもそうおっしゃっている方たくさん見かけましたよ。

今だからこそ、また流行りそうな気もするんだけれどもな。

 

昨日まで苦戦していたペイントマーカーの銀色、ああいうメタリック色も印刷出来たし、とにかく家庭用プリンターも凄いけれど(でも、未だにメタリック色はないよね?)、プリゴも凄いよ…楽しいんだよ〜!!!

 

と、今日は思い出話でした。

 

☆本文には関係無いおまけ、晩秋の夕暮れ

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