アナログの遊び心

「鉛筆と紙」から始まって、簡単に出来る様々なアナログお絵描きを解説します。多分時々脱線(笑)

リバイバルでナウシカ。

まさか今頃になって大画面で風の谷のナウシカが観られるなんて!

新作映画が軒並み延期とかで過去の名作が上映される中に入っていたのは、当然と言うべきかな。

 

私はほぼテレビ放映では観ていなかったので、話は判っているけれども新鮮な気分で観られるだろうなと行ってきました。

つまり、リアルタイムで封切り時に観た以来、…!

 

うーん、田舎のせいか人少ないよ〜、まあいつもの事か(笑)なんていうのはどうでもいい。

今観ても隙が無いというか無駄の無い流れだし、

あのメーヴェの浮遊感とかもうすばらしいし、

王蟲も違和感無くきれいに動いているし、

なんと言ってもあの世界観と設定の凄さに恐れ入りました。

 

奥深い話はここでは置いておいて、ナウシカが制作された時代はセルアニメでデジタルじゃないんだよね。

あの腐海の背景(ほんとにきれい!)だってもちろん手描きだし、王蟲も凄くアナログな方法で動かしていたのがなんかやっぱり凄い。

……「凄い」しか言えなくなる病になる、笑。

 

確か王蟲は、パーツとパーツを輪ゴムでつないで動かしたとかって読んだ覚えが。

今デジタルで王蟲巨神兵を作ったらどうなるん?って逆に思ってしまうかも。

(最近のアニメでは、クリーチャーの類いが3Dアニメになっていて浮きまくったりしているものが…)

 

アナログ至上主義ではないけれど、何と言うかフィルムに残されている制作者さん達の熱量なんかが推し量られて、そんな観点からもまた観る事が出来て良かったな〜と思いました。

 

約2時間あっという間で、全集中しすぎて目が痛いです〜。

ムスカか。

 

 

 ナウシカは、アニメだけではもったいない!

原作は映画よりももっと先があるし、補完した方が楽しめるかなと。

とは言え、宮崎さんはやはりアニメの人でマンガは慣れないと少々読みにくいかも。

私も再読しようと思いつつ早何年だし、そろそろ引っ張りだして読みたい……。